2024年度 鈴木茂人支部長挨拶
こんにちは。今年度より浜松支部長を務めさせていただいております鈴木茂人です。
5月18日の浜松支部総会にて、望月英二さまより支部長を引き継ぎました。
引き継いでまもない6月1日に、新入生歓迎駅伝大会が浜松キャンパス内で開催され、盛況の中で幕を閉じました。
駅伝大会に懐かしい記憶をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。 途中幾度かの中止を余儀なくされましたが、実に今年で97回*を数えました。
皆様が在学中はどのような駅伝でしたでしょうか?
工学部から岩水寺まで、さらに北の鳥羽山公園まで、舘山寺まで、市営グランド発着・都田折り返し、あかつき寮グランド発着・佐鳴湖東岸西側緑地一巡、佐鳴湖湖畔巡回 などなど・・・。 実に13通り*のコースが確認でき、外部環境・時代に合わせて伝統を守ってきたことがうかがえます。
脈々と受け継がれてきたこの駅伝大会は、今は、学生が企画するイベントです。 直近ではコロナ禍による3回の中止の影響を強く受け、運営方法を充分引き継ぐことができず、開催に向け教職員の皆様の多大なご尽力があったと聞き及んでいます。
このように、伝統が途切れること(時)は、その時だけではなくその後にも大きく影響します。 私たち浜松工業会浜松支部も、活動を途切れさせることなく、且つ 時代に合わせて前進することが必要と考えています。
望月前支部長は、2024年度浜松支部スローガンを検討するにあたり「ポストコロナ」を意識しておられました。 アフター(従来の延長)ではない、ポストすなわち時代に合わせた新しい価値観の創出に向けた(新しい)同窓会活動を模索してゆきたいと思います
さて、NHKで新ProjectXが始りました ご覧になっている方も多いかと思います。 旧ProjectXでは、浜松工業会の関係者の皆様がなんと13回*も取り上げられ、そのうち10回が佐鳴会館にパネルとなって掲示されています。
このほかにも、ProjectXと同様な番組、テレビ東京のルビコンの決断でも浜松工業会の先輩が取り上げられています。
先輩の皆様の熱量には圧倒されるばかりです。私にとりわけ刺さったのは、18F高野鎮雄先輩が関わった「VHSビデオ」、 35D藤田欣司先輩が関わった「クオーツ腕時計」でした。
高野大先輩は、「皆さん何でもいいから夢中になってください」とおっしゃっていました。
一方で、新ProjectXの第2回放送はカメラ付き携帯がテーマで、異業種の技術者が手を組んでいました。浜松工業会ではささやかですが、事業として異業種交流も手掛けています。
“夢中になって、異業種交流から生まれる気づき・発想、そこから新しい感動を生み出す” そんなきっかけを浜松工業会浜松支部が担えればうれしいことです
改めまして・・・、「深めよう!同窓と母校の絆」は、浜松支部のスローガンです。
浜松キャンパスや浜松工業会と少し縁遠くなっている方がおられましたら、一度キャンパス・佐鳴会館を訪れ先達の功績を振り返ってみませんか? 新しい発見があるかもしれません。多くの皆様の支部活動へのご参加をお待ちしております
*出典_静岡大学浜松キャンパス100年史